人とつながる、世界とつながる

人とつながる、世界とつながる

人とつながる、世界とつながる

該当の投稿はありません。
株式会社大阪国際会議場
代表取締役社長 藤田正樹の写真
株式会社大阪国際会議場
代表取締役社長 藤田正樹

グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)は、世界の人・モノ・情報が行き交う総合交流施設として、大阪の発展と国際化に貢献するために設立されました。

私たちMICE施設の役割は、国内外の多くの方が集まる空間を提供することにより、地域や社会に多くの効果をもたらすことです。多くの方が訪れることで、地域の経済効果をもたらし、さらには最先端の研究や技術、情報が共有されることにより、新たなイノベーションやビジネスが創出されます。

このようなMICE開催による効果は持続可能な社会の実現に役立つものであり、多くの人が集まるMICE施設も、サステナブルな運営が不可欠だと考えています。

グランキューブ大阪は2025年大阪・関西万博が掲げる、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマの下、この大阪・関西万博を契機として世界の多様な価値観が交流しあい、新たなつながりや価値創造を促進する為のサステナブルなMICE施設を目指してまいります。

私たちの掲げるビジョンである「アジアで有数の都市型MICE施設」となるために、地域やパートナー会社とともに、サステナブルな事業活動を深化させてまいります。

グランキューブ大阪では2022年より、

  • 
「ハード面(施設など)の取り組み
  • 
「ソフト面(サービスなど)の取り組み
  • 
「社内における取り組み」


の3つの軸による取り組みを実施し、持続可能な社会の実現に向けた活動を推進してまいりました。

そして、2025年4月の「 大阪・関西万博」開催に向けて、これらの取り組みをさらに深化させるため、会議場を運営する各セクションから選抜されたメンバーが、多様な視点とアプローチで運営の課題を検討し、サステナビリティに関する新たな目的と5つのテーマに基づく重要課題(マテリアリティ)を設定しました。

​これらの重要課題を解消するため、今年度実施する具体的な施策を策定し、短期的な目標だけでなく、5年後、10年後の長期的な目標も明確に定めました。​
今後も、これらの目標達成に向け、全員一丸となって取り組んでまいります。

選抜メンバーがテーブルに資料を広げて検討している様子
巨大な用紙に、大量の付箋に書かれた課題を貼り付けて整理している
選抜メンバーによる課題の洗出し

グランキューブ大阪は、「人とつながる、世界とつながる」MICE空間としての役割を、大阪・中之島において、持続可能な環境の中で実現します。
私たちは、地球規模の課題に対する意識を高め、参加者同士が持続可能な社会の実現に向けた地意識とアイデアを共有できるサステナビリティを通じた未来志向の共創空間を提供します。

そして、「アジアで有数の都市型MICE施設」を目指します。
そのために、以下の5つのテーマに基づく重要課題(マテリアリティ)に取り組みます。

各テーマに沿った詳細内容

グランキューブ大阪は、エネルギー効率の⾼い建物設計やESCO設備の利⽤を通じて、環境への影響を最⼩限に抑え、次世代に引き継ぐ持続可能な会議環境を提供します。イベントの運営においても、ペーパーレス化、リサイクル、プラスチック削減など、資源の無駄を減らす施策を積極的に取り⼊れます。

取組01:省エネルギーと脱炭素への取組

ESCO事業の推進により、省エネ設備の導入や運用最適化を進め、エネルギーコスト削減を図っています。これにより、大型施設における電力・空調に伴うCO₂排出量の抑制や削減に取組んでいます。

取組一覧
ESCO事業による省エネルギー活動
EV充電器の設置
公共交通機関利用の推奨

取組02:廃棄物の削減による環境負荷最小化

資源投入量を減らすとともに、レポートによる廃棄物の見える化などで環境負荷の最小化を図ります。同時に、会場利用時のCO2排出量の情報提供も行います。

取組一覧
主催者に向けた催事別廃棄物レポートの提供
会場利用時のCO2排出量の情報提供
ゴミの分別による再資源化率の向上
IT化の推進(ペーパーレス)
雨水の100%再利用
フードバンクへの寄付
大阪ブルー・オーシャン・ビジョンに関する取り組み
再生タイルカーペットの導入
エシカル購入(バイオマス製傘袋)の促進

グランキューブ大阪は、グローバルな課題解決を⽬指す参加者がつながり、共創できる空間を提供します。ネットワーキング活動は、環境保護、社会的責任、経済的持続可能性をテーマにした議論を深め、持続可能な未来のために協⼒するネットワークを形成することを⽬指します。また、サステナビリティや環境問題の解決に資する国際会議やイベントを誘致し、その開催を支援します。

取組03:多様性のあるフードメニューの提供

多様な文化や食の嗜好に対応するためのフードメニューを提供します。
誰もが安心して食事を楽しめる環境を目指し、持続可能な食文化の推進にも貢献します。

取組一覧
HACCPに基づく衛生管理をされた食材の提供
SDGsコーヒーの提供

取組04:ネットワーキングの促進

参加者の国籍や文化、性別、障害の有無を問わない平等な環境整備が課題になります。ネットワーキング促進のための国際会議場を目指します。

取組一覧
水都大阪らしいアフターコンベンションメニュー開発
無料Wi-fi環境の提供
ラウンジスペースの無料開放(B1F・2F・5F)
海外MICE展示・商談会への出展にて誘致を実践
大阪市LGBTリーディングカンパニー認証の取得(予定)

グランキューブ大阪は、最新機器を装備した安全な環境のもとに多様な人々が集い、交流し、新たな価値を生む空間です。私たちは、利用者の皆様の安全と最高の会議環境のため万全を尽くします。

取組05:多様性への理解で安全で開かれたMICE空間の提供

ユニバーサルデザインを積極的に導入し、あらゆる人が快適に利用できるインクルーシブな空間を提供します。バリアフリー設備の充実や多言語対応など、多様性を尊重した環境整備に取り組んでいます。

取組一覧
礼拝室の常設
託児室手配サービス
地元協力会社との提携による催事サポートサービスの提供
サイン・HPへのユニバーサルデザインの導入
バリアフリートイレ(多機能トイレ)
従業員のユニバーサルマナー検定資格取得
抗菌抗ウイルスコーティング加工

グランキューブ大阪は、MICEの開催を通じて、内外の人々が交流することにより大阪の発展と文化学術の向上に貢献します。また、大阪・中之島地域と密接に連携し、地域に根ざした持続可能な活動を⽀援します。地元の企業や市⺠団体との協⼒を通じて、地域の環境問題や社会的課題にも対応し、地域社会とともに持続可能な未来を築くための施策を実⾏します。

取組06:地域連携で地域社会への貢献

地域の美術館や学校などと連携し、文化・教育分野での協力を推進しています。展示企画や学習プログラムを共催することで、地域の魅力発信や次世代の育成に貢献し、持続可能な社会づくりを支援します。

取組一覧
地域の安全・安心強化のための協定
災害時の地域協力体制の構築
近隣美術館・文化施設との連携
近隣の小中学校・地域団体との連携
中之島季節行事への参加
地域清掃活動に参加
災害支援自販機の設置

グランキューブ大阪は、その運営において、サステナビリティの取り組みについての透明性を確保し、定期的にその成果や進捗を公開します。参加者やステークホルダーが、私たちのサステナビリティへの取り組みを理解し、共に進んでいく意欲を⾼めることを⽬指します。

取組07:透明性の確保と責任ある情報開示

社内外への情報開示を徹底し、組織の透明性を高める取り組みを進めています。運営状況やサステナビリティ活動の報告を適切に行い、ステークホルダーとの信頼関係を築くことで、責任ある組織運営を実現します。

取組一覧
バックヤードツアーの設定
サステナビリティレポート年度報告

取組08:公正な基準に基づく持続可能な運営

公正で透明性のある基準をもとに、持続可能な運営を推進しています。取引先や関係者との協力関係を強化し、相互の信頼を深める取り組みを実施するとともに、従業員の働きやすい環境づくりにも力を入れています。

取組一覧
パートナーシップ構築宣言
健康経営優良法人認定
サプライヤーに対する感謝のつどい